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Date:2011/03/07

TOOLS – REAL STUFF for FUTURE CLASSICS

雑誌『HUGE』発のブックレーベル“HUZINE”から、待望の第1弾『TOOLS』が発売されました。
タイトルの通り、「道具」がテーマです。



日用品から家具、洋服、アウトドア用品など、流行や消費にとらわれない、
本当に生活に必要な道具という観点でセレクトされた全282アイテムが収録されています。



既に愛用しているもの、欲しかったもの、そして初めて知るもの。
物欲を掻き立てられ、見ていてわくわくします。
また、ペーパーバックの仕様や平野太呂氏によるイメージフォトなど、モノとしても愛着の湧く素晴らしい本です。

でもこの『TOOLS』で個人的に最も注目した点は、『Whole Earth Catalog』へのオマージュ的内容でした。



『Whole Earth Catalog』は、1968年に作家のスチュワート・ブランドによって創刊され、1972年まで刊行されました。
1)Useful as a tool
2)Relevant to independent education
3)High quality or low cost
4)Easily available by mail
という4つの視点でモノ、サービス、アイデアなどを紹介し、当時のヒッピー達や、かのスティーブ・ジョブズにも多大な影響を与えました。
現在ウェブサイトでその内容をすべて見ることができます。
http://www.wholeearth.com/

『TOOLS』巻頭ではそのスチュワート・ブランドへのメッセージが掲げられ、
目次でも前述の4つの視点を模した、
1)Useful as a tool
2)Relevant to creation
3)High quality or right cost
4)Easily handled
というコンセプトが説明されています。
そして、全282アイテムの最後に紹介されているのは、他でもない『Whole Earth Catalog』。
大いなるリスペクトと愛情が感じ取れました。

『Whole Earth Catalog』のように概念や思想を提案できるメディアが激減する中、“HUZINE”そして『HUGE』の今度には大きく期待できそうです。
第2弾が待ち遠しい!

HUZINE
http://huzine.hugemagazine.jp/
HUGE
http://www.hugemagazine.jp/

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