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人の動作に着目し、道具の使い方やコミュニケーションの在り方を考えるWeb企画「HUMAN MOTION」。
9月29日(日)のイベント 【カレーのスタディ】と連動し、今回は「食べる(カレー)」ということについて、
fairgroundメンバーがお世話になっている皆さんに尋ねてみました。


  • /images/hm3/arai.jpg” class=”plus” title=”荒井江里(編集者)”>編集者

    富山にはパキスタンコミュニティがあり、本場の味が楽しめるカレー好きの聖地 みたいなエリアがあります。なかでも 〈カシミール〉のバターチキンには度肝を 抜かれた。コクとまろやかさ、スパイス使 いの妙と肉の使い方のうまさが相まって、とにかく食べるのが楽しくなるのです。まるで現地の食堂っぽい雰囲気も、すきだなぁ。

  • /images/hm3/arina.jpg” class=”plus” title=”arina(エディター/キュレーター)”>エディター/キュレーター

    「野菜が、素揚げした野菜が、こんなに美味しいなんて!」
    中目黒近く、山手通り沿いの一角に佇む一軒のフレンチ&カレービストロ「ムッシュヨースケ」。ここで欧風ベースの野菜カレーを口にする度、何度でも言ってしまうこのひと言。何種もの野菜をじっくり素揚げし、甘みが最大限に引き立つ限界でサーブ。野菜の旨味がぎゅっと詰まった濃厚なカレーと相まって、なんとも言えぬ甘みと辛みが口の中でマリアージュする。さすがはムッシュ!ベテランの味!そして、ソムリエールとして接客に立つお店のマダム、キコさんの笑顔に癒される。ムッシュとマダムに会い、おなじみのカレーを食べる。これぞ、由緒正しきビストロ(食堂)のカタチだ。

  • /images/hm3/ishii.jpg” class=”plus” title=”Ryuhei Ishii(Producer/プロレスファン)”>Producer/プロレスファン

    今回ご紹介する銀座の『ニューキャッスル』のメニューは肉を使わない「カライ」ライス。惜しまれつつも、昨年66年の歴史に幕を閉じたのだが、元々店の常連であった今の三代目の「この味は残すべきだ!」という熱意に負け、今年6月遂に復活を遂げる。代々と受け継がれる「カライ」の血統。まさにカライ界の虎の穴である。
    『ニューキャッスル』
    東京都中央区銀座2-11-1 銀座ランドビルB1
    ニューキャッスル三代目のブログ

  • /images/hm3/eto.jpg” class=”plus” title=”eto(T.B.Brothers)”>T.B.Brothers

    松原にあるインドカレー屋「アイキッチン」にはたまに行きます。チェーン店です。カレーが美味しいだけでなく、ナンもしくはごはんが食べ放題でサラダも付いてきます。更にこれで650円という安さ。お腹いっぱいになりたい方は是非。オススメはほうれん草のカレー!
    http://tbbrothers.blogspot.jp

  • /images/hm3/ota.jpg” class=”plus” title=”太田伸志(<ラナエクストラクティブ>プランナー/クリエイティブディレクター)”><ラナエクストラクティブ>
    プランナー/クリエイティブディレクター

    昔、インドにオクシモという男がいた。彼はインドのアイデンティティでもある「スパイス」という、調合し加えることで魅力を生み出す文化を日本に運んで来たが、鎌倉の「侘と寂」という無駄を削ぎ落とす陶芸の概念を知り、衝撃を受ける。足し算の文化であるスパイスのそれとは真逆だったからである。そこでオクシモは和食器に合う究極のスパイスを開発、脳の新しい概念が「ON」になるという意味で、OXYMORON(オクシモロン)という店を開店、なんて事実は無いけどそんな妄想をするほど深く刺激的な味わいです。
    http://www.ranaextractive.com

  • /images/hm3/ohno.jpg” class=”plus” title=”大野真吾(<Wieden+Kennedy Tokyo> アートディレクター)”><Wieden+Kennedy Tokyo> アートディレクター

    カレーを手で食べる事にはまっています。そして中目黒のセイロン・インの日替りランチ(650円!)は、南インド系のあっさりしたカレー4種がご飯の周りに配置されているんですが、まさに手で食べるために作られたプレートなんです。日によって変わる4種のカレーを手で混ぜる事でスパイスが良く混ざりあい、ご飯に染み込んで、より深い味わいになるのです。スリランカ人のマスターも「手で食べた方が美味しいですよ」と手食い推奨。

  • /images/hm3/kai.jpg” class=”plus” title=”国本快(<STUDY> 店長)”><STUDY> 店長

    思いきり宣伝になってしまいますが、当店の「ペパーミント風味のチキンカレー」は美味しいです。映像制作やフードケータリング等の活動をしているeetee氏(オープニングスタッフとして勤務)によるレシピを継承させて頂いてます。個人的に覚醒したい時は下北沢マジックスパイスの「チキンカレー/天空/+フォー」で\(°∀°)/awakening!
    http://www.hanyu-no-yado.co.jp

  • /images/hm3/kashima.jpg” class=”plus” title=”Taro Kashima(<Synthesize inc.> プロデューサー)”><Synthesize inc.> プロデューサー

    かつて原宿・キラー通りに店を構えてた「GHEE」の継承店である市ヶ谷の「Cafe de MoMo(カフェ ド モモ)」。写真は野菜カレー&バターチキンカレー2種Mix。バターチキンは、インドテイストとは全く異なり柔らかい鶏肉と濃厚なバターが絡まる濃厚な味。対する野菜カレーはサラッとしていてたくさんの野菜、特にサツマイモの優しい甘みが食欲を引き立てます。10代の頃の僕にとっての贅沢であり、今でも食べたくなるカレーです。
    http://www.synthesize-inc.com/

  • /images/hm3/que.jpg” class=”plus” title=”que(アーティスト)”>アーティスト

    好きなカレー屋さんは綱島のラホールというインド料理屋さん。野菜のマサラが好きなんだけど、その日で辛さも違うし油断してると胃にくるんだけど、野菜の旨味が出ててるし美味いです。あとインド料理屋でよくある店員さんのホスピタリティーが人の実家的な親切さ一点推しなのもいいです。カレーはよく夕飯の残りを深夜の制作後に(ほぼ朝食の時間に)食べたりして、起きたら胃にまだ居座ってるのを感じたりするくらいに好きです。自説としては、どんなカレーにでも本だしを入れれば蕎麦屋のカレーっぽくなっておいしくなるのでオススメです。失敗した時には醤油と一緒に入れて、日本人好みの味にすればなんとでもなったりするような寛容さがカレーの醍醐味。あと関係ないけど、日本のカレーはジャパニーズカレーとして海外で認知されだしてるのをロンドンのレストランの人から聞きました。カルフォルニアロールの逆バージョンですね。グローバルとローカリゼーションの着地感もあって、カレーは寿司と並ぶような概念食だと思います。そういえば、築地でカレー食うっていうのも通っぽいので今度やってみたいと思います。

  • /images/hm3/kubo.jpg” class=”plus” title=”クボ カツヤ(Guru’sCut&Stand)”>Guru’sCut&Stand

    VOVOの ベジタブル&バターチキン学大に4月にオープンして以来 激ハマり中それまでは カレーは家で食べる感覚で カレーを食べに行く というよりは 行った先でカレーを食べることもあるというていどでしたがVOVOに行きはじめて 週一は食べに行くものに!!ベジタブル ドライ ビーフ バターチキン どれも激ウマ 是非一度 ご賞味を!!

  • /images/hm3/sato.jpg” class=”plus” title=”佐藤寛(<White>アートディレクター)”><White>アートディレクター

    インド料理にはまり込んでしまったグラフィックデザイナーの根本真路くんが、毎週水曜日の夜だけ開いていた吉祥寺の小さな期間限定カレー屋さん「パニ」がとても素敵で、毎週水曜日はパニがinstagramに投稿するカレー写真をとても楽しみにしていました。今はもう閉店してしまったけど、あのインド料理への熱意はきっとまたお店を開くことになるでしょう。是非また食べに行きたい。

  • /images/hm3/akiko.jpg” class=”plus” title=”齋藤あきこ(編集ライター)”>編集ライター

    喧嘩をした時(たいてい下らないことだけど)、明らかに非があったとしても、うちの旦那は絶対に謝らない。その代わり、カレーを作る。普通のバーモントカレーとかじゃなくて、「カレー伝道師」渡辺玲氏のレシピを完全に再現した南インドのカレーだ。一言も口をきかないまま、黙々と作っている。南インドカレーはスパイスをふんだんに使った油少なめのさっぱりとした味が特徴で、タマリンドとかカレーリーフとか、スパイスを複雑に配合することが求められる。彼はカレーを作りながら自分と向き合ってるんだろう。トイレの電気を消し忘れただけであんなに怒って悪かったな、とか。たぶん。果たしてカレーが出来上がると、彼は相変わらず何も言わずに二人分を盛り付けてテーブルに置く。わたしもなにも言わずにテーブルについて、カレーを食べる。できればこのまま口を聞きたくないけど、あまりにもカレーが美味しいのでついつい「おいしいね」と言ってしまう。それでいつの間にか喧嘩は帳消しになって、部屋にただよっていたピリピリとした空気がカレーの匂いでかき消されるようにどこかに行ってしまうのだ。 #結婚してない

  • /images/hm3/joe.jpg” class=”plus” title=”Joe Takayuki(<no.9> サウンドデザイナー/コンポーザー)”><no.9> サウンドデザイナー/コンポーザー

    今から20年前。音楽家を目指してただただギターとバイトの毎日のご褒美として、2ヶ月に一回くらい食べることが出来た下北沢なすおやじのスペシャルカレー大盛り。今でもこのカレーは僕にって『特別』で、心に残る僕の青春の味。
    http://www.nano-graph.com/no9/

  • /images/hm3/soyama.jpg” class=”plus” title=”soyama(T.B.Brothers)”>T.B.Brothers

    神宮球場の売店のカレー。極論で言うと、このシチュエーションでは美味しいかどうかは関係無い!ナイター観戦しながらカレーを頬張る。ただそれだけで、十分に幸せ。こういう場合は福神漬けがあるのも有り難い。
    http://tbbrothers.blogspot.jp

  • /images/hm3/takasitar.jpg” class=”plus” title=”takasitar(musician)”>musician

    シタール奏者のアミット・ロイさんに教えて頂いた「秋刀魚のカレー」のレシピが宝物です。魚料理がポピュラーなベンガル地方のカレーはマスタードが香るスープのような感じが特徴。10分で作れてしまう手軽さで、心はコルカタへ飛んで行ってしまいます。
    http://khazana-records.com

  • /images/hm3/joji.jpg” class=”plus” title=”中村穣二(画家)”>画家

    僕が紹介したいカレー屋さんは、千葉にある「 ルンビニ 」です。僕は千葉で育ちまして、よく行きました。お昼の時間帯のバインキング形式の食べ放題ランチが最高です。僕はインドに住んでいて、ここは僕がインドで働いてる会社の社員食堂だ…って気分になるんです。ぐっと身近になる感じが最高なんです!
    http://www.houyhnhnm.jp/blog/nakamura/

  • /images/hm3/nibu.jpg” class=”plus” title=”丹生淳子(ciito)”>ciito

    サムラートのバターチキンカレー。人生で初めて食べたバターチキンカレー。母の作る家のカレーしか知らなかった私は、こんなカレーが世の中にあるんだ!ナンとカレーの甘みに感動した。それからもっと美味しい、はたまたもっと本格的なカレーも食べてきたけど、バターチキンの味を思い浮かべる時は、サムラートのそれなのです。
    http://ciito.net

  • /images/hm3/ryuta.jpg” class=”plus” title=”長澤竜太(<STUDY> スタッフ/ヨガ講師)”><STUDY> スタッフ/ヨガ講師

    カレーは大好きですがその為に遠出しようとは思いません、近所(三軒茶屋)で気軽に行けるけど本格的な南インドカレーを食べられるお店がシバカリーワラ(shiva curry wara)。重さはなくさっぱりしていてとても美味しい。旬の食材とそれを引立たせる絶妙なスパイスの調合具合でカレーを出してくれます。
    http://www.yogajaya.com/jp/
    http://www.hanyu-no-yado.co.jp

  • /images/hm3/natsu.jpg” class=”plus” title=”natsu(教育/福祉)”>教育/福祉

    インドカレーが大好き。おうちでもしょっちゅう作るので、スパイスがごろごろあります。それでも忘れられないのは、笹塚にあったM’S CURRYのポーク。欧風カレーに見向きもしなかった自分にとって、M’Sは革命!もう食べられないし、写真もないし、絵も上手に描けなかったので、貼り絵で表現してみました。つけあわせのサラダにかけるドレッシングがなかなか出てこないのも、思い出の一つです。

  • /images/hm3/hagi.jpg” class=”plus” title=”萩原俊矢(Webデザイナー)”>Webデザイナー

    カレーというべらぼうに広い世界からイチオシを決めるというのは、難しい。選んだお店と選ばなかったお店の2つを同時に決めてしまうから、どんだけ迷ったところで達成感と後悔が同時に襲ってくる作業なのだ。そういえばカレー屋さんはどこも星の数ほどあるスパイスの種類や配分を見事に組み合わせて、その店の味を決めていてすごい。(写真は渋谷のカレー屋チリチリ)

  • /images/hm3/himura.jpg” class=”plus” title=”日村征二(SLANT)”>SLANT

    気軽に手早く食べられるカレーは僕の生活には欠かせないもの。職場の近くに金沢カレーの老舗「ターバンカレー」があり、週2、3回は通っています。 子供の頃から食べている馴染み深い黒色のカレーは絶品ですよ。いつもハンバーグカレーに生卵をトッピングしています。 おばちゃんスタッフの漫才みたいな掛け合いもターバンカレーの魅力です。
    http://www.slant.jp/

  • /images/hm3/masa.jpg” class=”plus” title=”masa(プロデューサー/プランナー)”>プロデューサー/プランナー

    カレーはあまり詳しくありませんが…この企画をきっかけに無類のカレー好き、fairgroundメンバーのsoyamaとyopにカレー屋を色々と教えてもらっています。中でも、尖ったライスの盛付やフルーティでコクのあるルーの味付が独特な渋谷「ムルギー」の甘口カレーが大好きです。お店の雰囲気も◎

  • /images/hm3/michi.jpg” class=”plus” title=”michi(映像作家)”>映像作家

    良い年をして未だに2人前は食べるのですが、カレーならさらに・・・。そして家ならお腹一杯になるまで食べられます。帰った時にカレーの香りで疲れが飛び、食してまた吹き飛ばす。妻の味+ボリュームで、また食べ過ぎた〜と後悔できる幸せをまた噛み締めてます。