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Date:2012/11/26

石川直樹 – Manaslu @ SLANT

先日、「INSIDE / OUTSIDE」でフィーチャーした中村穣二氏の個展に続き、SLANTでは石川直樹の新作展が開催中。

世界をフィールドに旅を続ける写真家であり、ノンフィクション作家としても活躍する石川氏は、
今年9月30日、「精霊の山」というサンスクリット語を語源に持つマナスルの登頂に成功した。
本展では、その約1カ月間以上におよぶ遠征で撮影された作品が展示されている。

マナスルは世界に14しかない8000メートルを超える「神々の座」の一つ。
刻一刻と表情を変え、時に雪崩によって登山者を飲み込んできた厳しい山だ。
これまで北極から南極までの人力踏破や気球での太平洋横断挑戦、七大陸最高峰の登頂など、常に旅の中に身を置いてきた石川氏。
日常の内と外を周遊し、此岸と彼岸を往還するその眼でとらえた8000メートル峰の景色とは。

会期は来年の2月3日(日)まで。

  

[展覧会概要]

石川直樹 – Manaslu

○会期:2012年11月23日(金・祝)~2013年2月3日(日)
○時間:11:00 ~ 19:00 入場無料
○場所:SLANT 石川県金沢市広坂1-2-32 2F
○tel:076-225-7746
○月曜、火曜休廊(祝日開廊)※年末年始休廊あり
http://www.slant.jp/manaslu.html

石川直樹  NAOKI ISHIKAWA

1977年東京生まれ。
東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。人類学、民俗学などの領域に関心を持ち、
行為の経験としての移動、旅などをテーマに作品を発表し続けている。
『NEW DIMENSION』(赤々舎)、『POLAR』(リトルモア)により、日本写真協会新人賞。
『CORONA』(青土社)により土門拳賞を受賞した。
著書に『いま生きているという冒険』(イーストプレス)、『全ての装備を知恵に置き換えること』
(集英社)、開高健ノンフィクション賞を受賞した、『最後の冒険家』(集英社)ほか多数。
http://www.straightree.com/

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