fairgroundの定例ミーティングも今回で早くも9回目。
僕らは何か小さくてもいいから創りだしたり、 ムーブメントを起こしたり、 一人では出来ないことをみんなでやったりする集まり。
だからいつもコンセプトとして、ただ机に向うミーティングよりも、美味しいものを食べにいったり、 素敵な空間へいったり、 美しいものを見たりとプラスαの楽しみと共にMTGを開催しています。
それは単に遊び心があればいい。
9回目となる今回は千葉県佐倉にある川村記念美術館へ
ピカソやシャガールといった大御所からマーク・ロスコ(Mark Rothko)などの筋のあるコレクションを所蔵し、企画展でも素晴らしいキュレーションを見せてくれる貴重な美術館ということで、 今回はバーネット・ニューマン(Barnett Newman)展を見に行ってきました。
個人的に特に絵画芸術に関しては全く詳しく無いのですが、
一芸術家として興味があるのは常にプロセスだ。
凄いと言われる芸術ほど
とてつもなく個性の強いフィルターを持っているか、
もしくは逆にフィルターが限りなく存在しないかに偏っている気がします。
抽象的な絵画は前者の要素が強く、結果(絵画そのもの)だけを見て主観を述べるのはあまりにもおこがましい気がする。
そういう意味では館内で流れる作者のインタビューやドキュメントは僕にとって大きな意味があるのです。
彼が言っていたことは絵画そのものを遥かに超える偉大なものだった。
一語一句記憶していないので、中途半端にここで紹介出来ないのが残念だが、
それによって絵画に説得力を持ち、さらにそれが人に理解されるということが凄い。
きっと一緒に行ったメンバーはそれぞれ全く違う見解を見せてくれるだろう。
それが人を繋げる面白い理由なんだと改めて思った気がする。
百聞は一見にしかず。
美術館は『行こう』と思った瞬間から始まっています。
どんな美術館でも、行ってみることは価値のあることですよね。
館内を自由に見た所で、
脳内を刺激されたので、リフレッシュしに千葉の稲毛海岸へ。
海の許容は寛大で、どんな気持ちも受け止めてくれる。
特に夕暮れの海はね。
2010年、暑すぎた夏。
みんな裸足になって波打ち際で水に浸りながら、
笑ったり、夕日を眺めたり、サッカーをしたり、叫んだり。
歳をとったのか、リアルタイムで想い出になっていく。
暗くなっていく海に想いを馳せながら、だんだん言葉をなくして波の音にノスタルジックを感じるのは、
おそらく人間特有の感情なんじゃないだろうか。
海っていいな。と改めて思う。
その後、東京の月島へもんじゃを食べに『おしお』へ。
[住所]中央区月島1-20-4[TEL]03-3532-9595[定休日]年中無休
そして、0時近くまでしっかりミーティング。
今回参加したmasa、yop、arinaというメンバー3人と一緒に動かし始めたfairgroundにとって、
とても意味のある定例MTGだった。
今後、新しいメンバーが増えていき、
未だ出会っていない仲間たちとも、こういう時間を創れたらいいなと思うのです。