尊敬するアーティストのひとりmjucこと高橋英明氏のサウンドインスタレーションが東京で展示されます。
世界各国で展示や作品発表、ライブなど精力的に行いつつ、
個人的に「おっ、良い仕事だなぁ」と思うと、だいたい高橋さんだったりするw。
特に高橋さんのアーティストとしての作品は常に私に刺激と可能性を与えてくれます。
見えないものや聞こえないものが溢れる現代に於いて、
それらを可視化する試み。
絶対、見に行きたい。
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昨年の3.11以降、創作するにあたって、どうしてもやはり今日本がかかえる現状を
素通りしてはものが作れない感覚がずーっとあって、一度、これを直視してみようと
「on the ground」というサウンドインスタレーション作品を作りました。
この作品はすでに、大分、福岡、佐賀、宮崎などで展示をしてきましたが、
今週末、12/15日から19日までの5日間と、短い期間ではありますが、
西麻布のcalm&punkギャラリーにて展示します。
暮れのお忙しい時とは思いますが、足をお運びいただければ幸いです。
サウンドインスタレーション作品
on the ground – invisible inaudible –
期間:12/15(土)〜12/19(水)
時間:12:00-21:00
場所:CALM & PUNK GALLERY
入場:無料
CALM & PUNK GALLERY
東京都港区西麻布1-15-15 浅井ビル1F
http://www.calmandpunk.com/home/access.html
発案、コンセプト:高橋英明
サウンド制作:高橋英明 & UweHaas
サウンドプログラミング:高橋英明
オブジェ制作:高橋英明、穴井佑樹
センサープログラミング: 穴井佑樹
現代の私たちの生活は、数多くの”見えないもの””聞こえないもの”に囲まれて生活をしている。
wifiや携帯の電波、紫外線や赤外線、そしてまた、昨年の3.11以降、大きく問題になっている放射線など、
”見えないもの””聞こえないもの”に日常的に取り囲まれれているにもかかわらず、
我々はほとんどそれらを知覚することはできない。
このサウンドインスタレーションではそれら”見えないもの””聞こえないもの”を視覚化、聴覚化し、
直感的に体感してもらう試みである。
高橋英明 ( 音楽家・メディアアーティスト )
東京芸術大学音楽学部作曲科卒、同大学院修了。 在学中に名古屋市文化振興賞を受賞。
これまでに本名名義のほかmjuc、deepframe、natureblunt名義でのCD、DVDのリリース、
ライブを 多数おこなう。 2006年には6面のスクリーンと8本のサラウンドスピーカー及び
16本のスーパーツ イーターを用いた メディアオペラ「our link (アワーブリンク)」を公演。
またウルトラテクノロジスト集団「チームラボ」との共作も多く、
今年3月には「世界はこんなにもやさしく、うつくしい」
(書:紫舟、インスタレーション:チームラボ、音楽:高橋英明 )
でフランスのLaval Virturl 2012にて建築、芸術、文化賞を受賞している。
http://www.aiding.jp/mjuc/news/
穴井佑樹 ( メディアアーティスト )
大分県出身。千葉工業大学卒、慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科在籍。
チームラボ株式会社所属。幼少の頃に田舎で培った、自然の感性を元に、
自然とテクノロジーを組み合わせた作品作りを行う。
活動歴:2010年 チームラボボール、チームラボハンガーの開発に携わる。
2011年 電脳メイド喫茶、メディアブロックチェア等を開発。
2012年 TEDxTokyoにて、植物とテクノロジーを組み合わせたインスタレーションを行う等、
様々な分野とコラボした作品を制作する。
Uwe Haas ( 作曲家・音楽家・プロデューサー )
ベルリン/ドイツ在住。これまでに、1920年代のロシアやアメリカの無声映画に音楽を制作したり、
またグリムアワードにノミネートされた”The War in Vietnam”のために音楽を作曲するなど、
数々のドキュメンタリーや未来映画のために音楽を制作している。
また日本でのは、2006年に日本の音楽レーベルaidingより”Outside”をリリースし、
札幌ー仙台ー東京ー名古屋ー大阪ー福岡の各都市を回るツアーも敢行している。
さらに、音楽家でありメディアアーティストでもある
高橋英明のメディアオペラ ‹h/›our‹br/›link (アワーブリンク)にもサウンド制作で参加している。
http://www.uwehaas.de