時間を作っては極力外に出るようにしている。
ついつい、制作の関係で篭りがちになってしまう部分が多いので、
興味があるものには足を運ぶ事をここ数週間前から意識していて
最近は、美術館や写真展、映画館等に向かう事が多い。
そこであらためて、色々な人達の作品を見て思ったのが
数多くある展示品や作品1つ1つが別々に見えても、
やはり繋がっているという事。
生きていく過程で表現方法や描写が変化しているのに、
作品1つ1つを切り出して、その作者を語る事にやはり違和感を感じるのです。
音楽でもそうで、1曲単位でのダウンロードが可能な時代。
YOUTUBEのように、1曲単位でのPVが溢れ返っている時代。
でもやはりそれは、側面的な部分をなぞっている事に過ぎないんだなと
改めて感じるようになった。
この曲がどういう経緯で生まれてきたのか、この曲の前後に作られた
作品はどうなのか。使っていた道具や、機材の変り方。
その時のアーティストのライブ/状況はどうなのか。
伝えようとしているものは、何なのか。
作品1つ1つを批評する訳ではなく、作品1つ1つに向き合う事で
それが面白く、興味深い形でより自分の深いところに落とし込まれていく感覚
を最近改めて実感している。
『よく噛んで食べなさい』という言葉があるように、
『よく噛み締めて向き合う』という事が、
「より楽しむ事」を生み出して、それが、自分の時間や空間、
生活を豊かにしてくれるものに結びついていく気がする。
そして、情報や世論に左右されない、自分の目で見た「価値観」を
より実感し自分の審美眼を大事にできると感じる、
そんな今日このごろです。
Funnel
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