今回selectしたのは、エレクトロニカ〜アンビエントな作風を中心に活動する
キース・ケニフのHelios名義の作品。
自分は、ゴールドムンド名義よりもこちらのHelios名義が好みで、
この作品はHelios自身の楽曲を7組のアーティストがRemixした
Remix作品集『Helios / Remixed』。
1曲目から、Hope Valley HillをArms and SleepersがRemixしていて、
原曲よりもBeatのグルーヴを際立たせて後半にかけて一気に畳み掛けていく展開が、
ラウンジからフロアライクなRemixに仕上がっていてとても良い。
7曲目には、Ulrich Schnauss And Mark Peters (Engineersのメンバー)のおなじみの二人の
Remixが収録されていて、こちらも原曲よりもBPMをあげてBeatの組み方を散ら
ばらせる事で、軽快なPOPさをうまく織り交ぜているのが面白い。
Helios自身を知るきっかけになったのは、2004年頃エレクトロニカが面白いくらいに
色々な作品がリリースされていた時期で、Hiphopやアコースティックな生音、
テクノまでもが融合して色々な化学反応を起こしていた時期。
その中でも特に異彩を放っていたのが、MERCKというUSマイアミのレーベルで、
数多くあるエレクトロニカのレーベルの中でも一つ頭を抜け出している存在だったと思います。
1stアルバムの「Unomia」は、そのMERCKからリリースされていてBPM80前後の曲に、
時より顔をだす太いビートと、メロディアスなアコースティックな上物が絶妙な空間を
生んでいたのが印象的でした。
そして、個人的に一番好きなアルバムはtypeからリリースした、2nd「Eingya」。
今回のRemixを聴いて気に入ったら、是非そのRemixしたアーティストや今までの作品
も聴いてみてください。
新しい発見が生まれると思いますよ。
Funnel
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