第六回目に紹介するのは、今のLAのシーンの布石となった1枚、
2007年に作られた強力なコンピ作品の『From L.A. With Love』。
まずは、この写真を見てください。
誰か知っている人はいましたか?
この作品にはLOW END THEORYで名を馳せ、
今や世界的なアーティストとなったFlying Lotus,
Gaslamp Killerをはじめ、dublabのfrostyとのユニット
Adventure Time名義で参加のdaedelusに、nobody。
国内盤ではRas GとExileの曲も収録している、
正にL.A.シーンの名刺代わりとなる作品。
そして、この作品のアートワークには、誰もが知っている
であろうDJ Shadowの名盤『Endtroducing』の写真で有名な
カメラマンのB+も参加していて、
1曲ずつ作品に呼応したアートが提供された28ページのブックレットが付いています。
この作品が発売されたのは2007年で、flying lotus名義の1stアルバム
がリリースされた年。当時このコンピレーションは、時代が追いついて
いなかったのか、限られた耳が良いリスナーにしか知られていなかった
貴重な1枚。この作品に絡んでいるアーティストの今の活躍ぶりを見れば、
誰しもが納得するかと思います。
この作品自体のクオリティが素晴らしいのはもちろんですが、
個人的にこの作品に惹かれるのは、上であげた総勢30名以上のアーティストや
クリエイターが集った1枚の写真。お互いを尊重しあい個々ができる事で、
活動拠点のL.A.をリスペクトしながら一つの作品を作りあげているところに、
惹かれました。それが、あのLOW END THEORYやdublabで感じるパーティー感の
原点ともいえる団結力を生み出した、象徴的な1枚だと個人的に感じています。
このコンピレーションの1曲目『Night Sun』,
L.A.の音を象徴した1曲目に相応しい曲です。
Funnel
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