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Date:2012/04/04

Los Angeles Report vol.2



勢いに任せてLos Angeles Report第二弾。(vol.1はこちら

トップ写真はウエスト・ハリウッドの閑静な住宅地にひっそり佇むシンドラーハウス。
去年の夏、初めて降り立ったLAX空港から直行でたどり着いたこの場所。
当初、大味で横ノリで肉ばっか食わされるザ・アメリカン☆な西海岸を想像していた私は、瞬時に猛省いたしました。

 

 

SCHINDLER HOUSE
833 Kings Road, West Hollwood, California 90069
建築家ルドルフ・シンドラーが1922年から自宅兼スタジオとして30年暮らしていた場所。
どこか日本家屋を思わせるこの小さな家には、柔らかな風と光に包まれた至福の時が流れていたのです。

 

 

Eams House
203 Chautauqua Blvd., Pacific Palisades, CA 90272

このイームズハウスへ訪れるためだけにLAに行ったっていい。
私がここでイームズとは何ぞやと語ってもおこがましいのであえて書きませんが、
ビーチから山間へ少しのぼった先に見えてくる1920年代のケーススタディハウス。
当時のイームズ邸をそのままに残したこの場所は、実際に室内に入ることはできず、窓からそっと覗くのみ。

けれど、そこには彼らの息づかいやモノへの愛情がぐんぐん流れ込んできて、
いつの間にか幸せな気持ちでいっぱいになってしまうのです。

ちなみに写真は撮っちゃいけません(ごめんなさい)

 


Eams Office
850 Pico Boulevard Santa Monica, CA 90405
イームズハウスと合わせて必ず訪れたいのが、このサンタモニカ近くのイームズオフィス。
2007年にオフィスと共に移動し、貴重なイームズグッズを販売しています。

ここでショップ対応してくれる黒人のお姉さんがベリーナイスな人柄で、
前回行ったときもずっと説明してくれて秘蔵本を出してくれたり、
今回はひとりでふらっと立ち寄ったら、「あら、去年の夏に来た子よね?」って、どんだけ記憶力いいんだ。
きっと、ものすごくイームズデザインを愛していて、
来てくれるお客さんは同じ愛情を分つ仲間として接してくれてるのかな。
絶対日本でも買えるだろうイームズ本を一冊買うと、「私もこの本大好きよ!」とにっこり。

 

ちなみにこのイームズオフィス内で激萌えしたのが、
50年前のイームズ夫妻企画のエキシビションを小さく再現した「Mathematic」展。
ちょっと語弊はあるかもしれませんが、
フィボナッチ数列やフラクタルなどの数学的な図像をデザイン的に解釈し、展示しているのです。
これこれ!こういうことがずっとやりたかったの!と悶えたのは言うまでもありません。

 

 

カリフォルニアには豊かな暮らしがある。
そう去年の夏に確信した思いは決して間違いじゃありませんでした。
こちらは建築家・一木久子さんのお宅。
ダウンタウンの中心部から車で15分ほど行くと、驚くほどのんびりした田舎の風景が広がってきます。
同じく建築家のダンナさんと1歳のイッセー君との3人暮らし。
とにかく、庭や駐車場の敷地面積が広い。。
「今年は庭にDIYでゲストハウスを作ろうかな」なんて久子さんの言葉はすかさずキャッチ。また泊まらせてください。

 



続いておジャマしたのは、建築家Joe Dayのアーキテクトスタジオ。
去年のLTDWで知り合ったYoさんとTaiyoさんを通じて遊びに行きました。
ここは80年ほど前の車の修理工場を改装したのだとか。

どこに行っても思うけど、地震のない国は100年以上前の建物がそのまま残っていて、
うまくリノベして今も使われていたりして、うーん、うらやましい。

 

 
今回ご一緒したBEAMS 永井さんを通じて知り合ったアーティストKATSUO DESIGN カツオさんのシェアアトリエ。
(ちなみに写真右はASYL佐藤直樹氏)

ここはチャイナタウンからちょっと先にある、ビール工場の跡地を使用した広大なシェアスペースの中にあります。
今では500組くらいアーティストがいるんだとか。
カツオさんはロフト付きのこの一室を5人でシェアしてるそうです。
最近、東京は一気にシェオフィスブームだけど、ほとんど変わらぬ家賃でこの広さを見ちゃうとどうもなあ・・・。

 



シェアアトリエといえば、vol.1で紹介した ART DISTRICTの中にももちろんあります。
15組ほどのアーティストや建築家、アートディーラーなどが居を構えるアーティストマンション。
20年ほど前、1920年代建設のビルを自分たちで水道管工事から始め、移り住んできたんだとか。

去年仲良くなったアーティストBruce Yonemotoの部屋もひたすら広大。あれ、何平米あったんだろう・・・。

 

そんな訳で、なんか拠点を持てないかなーと妄想しながらとりあえず行っちゃったLA Tripでしたが、
縁とは不思議なもので、来年の夏開催のイベント企画やら、こっちにレストランを作る話やら、
移住するとはいかないまでも期待の膨らむ話がちらほらと。

まだ構想段階なので明言できませんが、気になる方は、まずは一緒に行っちゃいましょう!

楽しいよ。

 


余談ですが、UCLAのHammer MuseumでやっていたAlex Hubbardの作品が超かっこよかった。
というかHammer Museumの企画展すべてがすばらしかった。MOCAもよかったけど、行くならHammer!

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